サバイバー:運命の大統領
サバイバー:運命の大統領を見ました。
米題名は Designated Survivor です。
題名にもある通り、大統領の物語ですが、これが本当に面白いのです。
僕がハマった理由は以下の3つ。
・言葉の使い方が知性的。
私は日本語ではなくて、英語で聞き、聞き取れなかった言葉は英語字幕にしていたので日本語でみる方はそうではないかもしれません。
やはり外交、そして国民に対する会見が主であるために、知性的な言葉を学べます。大人のフォーマルな表現、単語を学べます。
また、単語だけではなく、比喩がとても素晴らしいです。よくわからない単語が出て来たと思ったら、アメリカでよく見られているコメディ番組の名前で、それを比喩に使ったりします。なので、アメリカの人はこういうものを小さい頃に見ているのかと学べることが多いです。
・アメリカの文化での人との接し方
アメリカ人はビジネスの場でどう接しているのか、それを私は学びました。日本はどうなのかということと比べるつもりはありません。それは文化の違いに直結すると私は考えていますし、日本にも日本の素晴らしさがあり、しっかりとした外国人は、それを学んでいると思うからです。
このドラマを見る限り、上下関係の日米の違いを感じました。上司と部下の関係はやはりアメリカにもあります。違いはその特性です。
日本場合は上下関係というと、連想されるのは封建的関係ではないでしょうか。少なくとも私はそうです。上は指示を出し下の者は従う。自由の許容範囲が、下に行くにつれかなり制限されてくる。
一方、アメリカは封建的ではなく、上司は部下のやることに対し責任を持ち、下の者は上司をなんとかサポートする。そこに従うという関係はないです。下から上に意見することはいくらでもある。しかし責任を持って決めるのは上司。そうしたビジネスパートナーのような関係です。
また意思表示の仕方も違います。自分たちの意見を通したいときは、かなり高圧的になる。面食らっていてはいけない。日本の外交を担当している方々は、こうした文化の違いを学び、自分たちの意見をしっかり伝えるために考え抜かれているのではないかと感じました。
・ストーリーの展開が急
交渉の会話が難しいので、やっと理解して頭が落ち着いたときに、
えーーーーー!!!
という展開が待っています。
このドラマを見た後、私と同じ状態になること90%以上です。
私としては Stranger Things よりもこのドラマの続編を早く、とにかく早く見たいです。
皆さんも是非見ていただきたいです。